今日発売のサンデー48号に掲載されているFILE1081「遺志を継ぐ者」の感想です。
本日2回目の更新、1回目の記事はこちら
※アメンバー記事は1回目と2回目の間(一つ前)にUPしています。
次の新シリーズが新年1号からということなので、またしばらく休載が続きます。
新年1号は多分12月1日(水)発売だと思いますが、
その日に来年の映画のタイトルとティザーも解禁になるんでしょうかね?
では、本編です。
FILE1081、シリーズ解決編、ネタバレしてます。
シリーズ第1話はこちら
シリーズ第2話はこちら
今週の扉絵・・・
戮力協心(りくりょくきょうしん)
伊達の遺した事件に、高木・佐藤・安室が挑む。
戮力協心とは、
全員の力を結集し、一致協力して任務に当たること。
今週の扉絵ですが、
なるべく、まるっとは写さないようにしてるので、コナンくんは頭だけで失礼します
犯人を追って走って行った佐藤刑事が戻って来た。
逃げられてしまったらしい。
でも、誘拐された少年(アランくん)は無事だったから良かったという佐藤刑事。
実は・・・もう1人誘拐されていると伝えるコナンくん。
アランくんは公園で友だちと遊んでいるところを誘拐された。
もしかして、アランくんと一緒に遊んでいた子も見つかってないんじゃないか?
当時、高木刑事がアランくんの学校の友だち全員に話を聞いたけど、該当者がいなかった。
アランくんは縛られてないのに車から逃げなかったのは、勝手に逃げたら一緒にさらった友だちをひどい目に遭わせると言われていたからではないか。
アランくんに確認するとそうだとうなずく。
その友だちの親は自分の子どもが帰って来ないのに何で何も言って来ないのか。
アラン 「ユウジ、転校した、でもボクのバロンデュフット返しに来た、だから少し公園で遊んだよ」
バロンデュフット(フランス語)=サッカーボール
ユウジくんが転校したのがバスや電車で行ける地域の学校で、アランくんに借りていたサッカーボールを親に黙って返しに来ていたところを誘拐されたとしたら、ユウジくんの捜索願はその地域で出され、誘拐事件とは無関係だと思われた。
アランくんは、自分が閉じ込められていた家がどこにあるかわからないと言う。
車の中では着くまで後ろの座席で横になれと言われていた。
でも、ラジオは聴こえた。
道路のことを言っていた。
出発する時と着いた時。
「道路交通情報」か?
いつの回の情報を聴いたか調べ、車で移動した時間は30分だとわかる。
ここから30分以内の場所にユウジくんは誘拐されている。
犯人がその場所へ戻るとユウジくんがヤバイので、
佐藤刑事、高木刑事、安室さんは3方向に分かれて車を走らせるようコナンくんが言う。
3人とも、スマホをグループ通話にする。
コナンくんはポアロに入って、アランくんから情報を聞き出す。
部屋もいっぱいあって、人もいっぱいいる場所でアッソンスールがあった。
アッソンスール(フランス語)=エレベーター
場所はマンションか団地。
エレベーターに乗る時の乗り方などから、犯人はアランくんに住んでる部屋の階を知られないようにするために、一度最上階に上がってから降りて外出していたのがわかった。
アランくんの証言から、その建物は5階建てだとわかる。
1階と最上階の5階を除くと、2階、3階、4階のどれか。
朝陽と夕陽が見えたのなら、多分角部屋。
そばの建物の上で子どもが大勢泳いでるのが見えたとアランくんが言う。
小学校の屋上プールで泳ぐのが見えたなら、恐らく部屋は4階。
移動中の車でその情報を聴いていた3人。
屋上にプールがある学校は沢山あるから、もう少し特定できる場所を知りたい。
出掛ける時、車の窓から空とマロンのシロが見えた。
フランス語でマロンは茶色。
シロは、牧草とかを貯蔵しておくサイロのことではないか?
哀ちゃんが写真を見せるとそうだと答える。
写真を見てまるでお城だと言う少年探偵団。
アランくんがルージュと言う。
フランス語でルージュは赤。
赤い旗が立っていたようだ。
旗にはクロワッサンが描いてあったと。
クロワッサンを知らない元太くんに、
バターをたっぷり使った三日月形のパンだと説明する光彦くん。
それを聞いていたコナンくん。
フランス語でクロワッサンは三日月のことだと。
アランくんが見たのはこれではないかと写真を見せる。
その通りだと答えるアランくん。
探すのはトルコ料理の専門店。
哀ちゃんがスマホで検索し、鳥矢町の「ギュゼル」という店じゃないかと言う。
車の3人。
今、鳥矢町に一番近いのは、高木刑事だった。
タクシーで移動中の高木刑事はその場所へ急ぐ。
コナンくんたちは地図を照らし合わせ、監禁場所を特定する。
高木刑事に伝える。
佐藤 「高木くん?わかってると思うけど、無茶だけはしないでよ・・・」
高木 「了解です!」
その時、高木刑事は伊達さんを思い出す。
「お前を男にしてやるからよ!」
(伊達さん・・・)
マンションに着く。
エレベーターに乗り4階へ。
4階に着くと、隣のエレベーターで子どもを無理やり乗せようとしてる声が聞こえた。
急いでエレベーターから降りて、隣のエレベーターの方へ行こうとすると、扉が閉まる。
慌てて階段を駆け下りる高木刑事。
男に連れられてるユウジくんが、アランが一緒じゃないとどこへも行かないと叫んでいる。
アランが交通事故に遭って今から病院に行くんだと言う男。
それを聞いた少年はおとなしくなる。
「ウソだ!」
男は振り向いて、声のする方を見る。
高木 「アランくんは無事に保護されて今は安全なところにいるよ」
ユウジ 「ホント!」
高木 「ああ、君が助け出されるのを待ってるよ」
高木刑事を見た男は、あの店から出て来た刑事だと思い出す。
金持ちのガキは逃がしたけど、まだこのガキが残ってるから、兄貴がいい手を考えてくれる。
高木 「兄貴って、鬼童捺房のことだろ?亡くなったよ、もう1年も前に・・・」
男 「はぁ?ふかしてんじゃねぇぞコラ!」
高木 「ふかしてませんよ!」
高木 「僕が殴り殺したんですから・・・」
男 「てっ・・・てめェ!」
高木刑事に向かって来る男。
構える高木くん。
ドカッ
男は警察官に連行される。
高木 「痛たたたた・・・」
高木刑事のほっぺたに絆創膏を貼る佐藤刑事。
佐藤 「ーーったく、誘拐犯の相棒を殴り殺したなんてウソついて・・・」
高木 「仕方ないでしょ?被疑者からこの子を離さなきゃいけなかったんですから・・・」
佐藤 「無茶しないでって言ったのに・・・」
高木 「今回ぐらいは、無茶させてくださいよ・・・」
もう、しょうがないわねって感じの優しい目で高木くんを見つめる佐藤さん。
佐藤 「ん?」
佐藤刑事の車のそばに立ち、RX-7を見つめている安室さんに気づく。
佐藤 「私の車がどうかした?」
安室 「あ、いえ・・・」
安室 「僕のと同じ車種だなぁって・・・」
佐藤 「ホントだ・・・」
佐藤 「まぁ、私のは刑事だった父の御下がりなんだけどね」
安室 「へぇー、そうですか・・・」
佐藤 「・・・ねぇ・・・」
佐藤 「本当に以前、私と会ったことない?」
安室 「ええ・・・記憶にありませんけど・・・」
アランを連れて目暮警部がパトカーで到着
ユウジくんと抱き合って喜んでいる。
犬飼佑二くんの親御さんにも連絡が取れて喜んでいたと言う目暮警部。
アランくんの両親はすぐには来られないけど、兄のジャンくんがどうしてもお礼を言いたいというので連れて来たと言う。
アランくんの兄のジャンくんはパトカーから降りると、周りをキョロキョロする。
「爪楊枝の刑事さんは?ボクの弟を絶対助けてくれるって約束した・・・」
高木 「・・・・・・」
ジャン 「あの刑事さんが頑張ってくれたんでしょ?ボクずーっと信じて待ってたもん!」
「はいコレ!」と言って、高木刑事に爪楊枝(100本入りくらい)を渡す。
弟を助けてくれたお礼だと。
高木 「警察官はこういうのもらっちゃいけないんだけど・・・ま、いっか・・・」
高木 「ありがとう・・・伊達さんに渡しとくよ・・・」
そんな会話の最中・・・
安室さんはRX-7に乗って去って行く。
運転席の安室(降谷)さんは、爪楊枝をくわえてる。
新年第1号につづく・・・
解決編でしたが・・・
「私と会ったことない?」って、この話のことだったんですね。
コナン本編だと、伊達さんのロッカーから見つかった写真かと思ったけど、警察学校編のシーンがコナン本編と完全に連動しましたね。
以前は映画も全部別物扱いだったのに、最近は色々連動してますもんね。
ゼロティと違い、警察学校編は青山先生完全監修だし、ネームも青山先生が全て描いているので、本編と絡めるつもりで描かれたストーリーだったんでしょうかね?
来年の映画では更にストーリーが進みそうですね。
佐藤刑事はまだ思い出せないけど、安室さんは警察学校の卒業式のシーンをしっかり思い出しているので、安室さんは覚えていたんですね。
しかも、佐藤さんのRX-7は安室さんにとっても、とても思い出深い車だから、
懐かしそうに手で触っていました。
ラストで爪楊枝を安室さんがくわえているんですよね?
いつの間にって思ったけど、
まさか、アランくんのお兄さんのジャンくんの持って来た爪楊枝から1本拝借したんじゃないですよね?
え したの?(笑)
だって、そんな都合良く、爪楊枝を持ってるわけないですもんね。
しかし、車で3方向に分かれて監禁場所を探すのはいいけど、
佐藤刑事、高木刑事、安室さん・・・って、表向きは安室さんはポアロのバイトなのに
そんな一般人を使っちゃってもいいんですかね?
もう1人の誘拐された子どもが一緒に遊んでいたお友達だったのはわからなかったけど、1年っていう解決までの期間が随分長いなって、先週と同じように思いますね。
ただの未解決事件っていうより、子どもが絡んだ命に関わる事件なので、1年はやっぱり長いなぁって思っちゃいます。
まぁ、無事解決したからいいけど、犯人の男も、やっぱりちょっとマヌケですよね
ボスが1年も前に亡くなってるのに、小学生の男の子2人のお世話係をしてたようなものなので、2人とも元気だから、意外といい生活してたのかもしれないなって思います(笑)
安室さんと高木刑事・・・
2人のそれぞれの伊達さんへの想い。
それが描かれたシリーズでしたね。
思わぬところで、自分の知らなかった伊達さんを知れて安室さんも嬉しかったでしょうね。
サッと帰ってしまうところが、またカッコイイです
でも、コナンくんたちがポアロに入って来てから、一度も伊達さんの名前を口にしてないのに、安室さんが伊達という刑事さんは知らないって言ってたのは、ちょっと気になりますね。
後で誰かがそのことに気づく伏線になってたりするんでしょうか?
高木刑事は腕っぷしは強くないから、殴られちゃって可哀想だったけど、そんな高木刑事を見つめる優しい眼差しの佐藤さんが描かれたコマが結構好きです
今回のシリーズは来年の映画と連動してそうな話だったけど、次のシリーズ再開の時も、劇場版のタイトルやティザーの解禁と重なるので、やっぱり新シリーズメンバーは今回と似てるのかな?って思います。
1ヵ月間の休載ですが、再開された時は劇場版の情報も沢山出る時期なので、その時を楽しみに待ちたいと思います。
よろしければ、コメントお待ちしています
では~