今日発売のサンデー10号に掲載されているFILE1087「バカ共」の感想です。
本日3回目の更新、1回目はこちら
2回目はこちら
今週号の表紙
千速さんの洋服の色合いとか、普段は色がわからないからアニメになって初めて、こんな色だったんだって思うけど、今回はこういう形で判明したのが嬉しいです。
高木刑事も茶色のスーツは珍しいですよね
普段から茶色だと、目暮警部とお揃いみたいになっちゃうし
アニメ化されたら、全然違う色だったりすることもあるだろうから、それはそれで楽しみです
では、本編です。
FILE1087、シリーズ解決編、ネタバレしてます。
シリーズ第1話はこちら
シリーズ第2話はこちら
今週の扉絵・・・
真実は目前に。
千速さんが指名した男性を呼び、容疑者の3人と部屋の外であったかどうか確認する。
だけど、残念ながら誰も覚えていなかった。
事件とは関係なく、重悟さんは千速さんがなぜこの男性を選んだのか気になるようだ
ということで、見てみましょうか?千速さんが選んだ男性たちを・・・
何だか重悟さんがいつになく男前に見えるわ・・・ボソッ
いやしかし、選んだと言っても、仮面つけてるから、選んだ時はこの顔は知らないわけよね
ところで、この作風は青山先生じゃないと思うので、アシスタントさんでしょうかね?
で、選んだ理由は適当らしい。
重悟さんの番号を書けば豪華ディナーにありつけると思ったから。
重悟さん曰く、そんなにご馳走が食べたかったのなら、何で俺との食事断ったんだよと。
理由は、以前2人で行ったお店で入店を断れたことがあったから。
お高くとまっているのが気に入らなかったようだ。
三ツ星レストランにTシャツとGパンで来るからだと言う重悟さん。
容疑者の3人が早く解放して欲しいと言う。
犯人は手袋をした手で拳銃を握り、その上からビニール袋を被せて手首で縛り発砲した。
だから、硝煙反応などは出ない可能性が高い。
現場には拳銃とビニール袋しか残ってなくて、手袋はまだ見つかっていない。
3人とも、帰らせてもらうと言って帰ろうとすると・・・
「帰っちゃうんですか?そいつはもったいない・・・これから私の推理ショーが始まるっていうのに・・・」
コナンくんが蝶ネクタイを使い小五郎さんの声で喋る。
おっちゃんは焦りながら
「俺の声だけど俺じゃなくなくない」とか言ってるうちにコナンくんに麻酔銃で撃たれる
しかーし、今回はあまりにだらしない格好で寝てしまったためか、
目暮警部に、「今回は本当に寝てるようにしか見えんが・・・」と疑われる。
コナンくんが後ろから近づいて、何とか体勢を整えて大分マシな格好になった(笑)
眠りの小五郎さんは、今までのおさらいをした後、犯人の特定は容易だったと言う。
なぜなら、犯人が紙に書いてあったから。
紙とは印象メモのこと。
目暮警部は言われた通りにやってみる。
上の方の折り目に従って折る。
折り目があったことには気づかなかったけど、先週のコメントでバッチリ当てた方がいます
「犯人(ハン人)な人」と書いてあった。
つまり、19番の札を付けている、
蕪木到(かぶらぎいたる)だった。
下の文字の誤字は篤の字の点が足りないのを目立たなくするため。
犯人が俺に罪を着せるために書いたのかもしれないと主張する蕪木さん。
それなら、部屋を出たあとはどこにいたのか?
トイレにこもっていたと言う。
トイレにいる間は特に何もなかった。
実は途中でお店の中が停電していた。
会場では割れたグラスがどこなのかわからなかったり、上寺さんが部屋に入っている時に突然ムーディーになったのもそのためで、円崎さんが読書を中断したのも停電が起きたから。
でも、テーブルの下に隠れていた犯人は元々暗かったから停電に気づかなかった。
そう言ってる時に手袋が見つかったと佐藤刑事が持って来る。
見つけたのはトイレの給水タンクの中。
上手く行くと思ってた蕪木さんは悔しがる。
目暮 「どうして泊里安珠さんを殺したのかね?」
蕪木 「泊里?そいつは偽名だ・・・あの女は鋤山有梨(すきやまあり)という結婚詐欺師だよ」
人のいい蕪木さんの兄をたぶらかして貢がせた挙句、多額の借金を背負わせて自殺に追い込んだ悪魔だと言う。
あの女がよく出没するのは仮面で顔を隠した婚活パーティーだった。
目をつけるのは雨の日に足を滑らせ転んでいる男。
上等な革靴は靴底まで革が貼ってあるから水に滑りやすい。
雨じゃない時は自分で水をまいてたこともあったらしい。
思惑通り、あの女と2人きりになれたからぶっ殺した。
店内のスタッフがディナーを運んで来たが、他のスタッフが中止だから下げるように言う。
それを見た蕪木さんは、
お肉を切り分けるナイフを奪い手に持った
目暮警部と高木刑事が、そんな物を持っても外には逃げられないと言うと、
蕪木 「逃げるのは外じゃねぇ・・・あの世だ・・・」
そう言って、自分の首に刃を向けると、
素早く、その刃を手づかみで握って奪い取ろうとする高木刑事。
「逃がしませんよ!ちゃんと・・・罪を償ってもらいますから・・・」
佐藤 「た、高木くん!?」
千速さんは松田陣平を思い出す。
重悟 「おい、若いの・・・頭を下げろ!」
言われた通り、高木刑事が頭を下げた瞬間、
重悟さんが凄い力で蕪木さんを殴った
ウエスタン ラリアートという技らしい。
調べたら、プロレス技の一種だそうです。
佐藤 「だ、大丈夫!手!」
高木 「は、はい何とか・・・」
(かなりチクッとしたけど・・・)
すると、いきなり千速さんが高木刑事のネクタイを掴み、壁ドンする。
千速 「お前・・・こうと決めたら後先考えずに突っ走るだろ・・・直感的に危険な矛先を自分に向けて、大切な何かを守り抜く・・・」
千速さんにそう言われ、過去の事件を思い出す高木刑事。
高木 「ええ、まぁ・・・たまにはそういうことも・・・」
千速 「似てるんだよ・・・たった一人で死んじまったあのバカと・・・」
千速さんは観覧車とサングラスの松田陣平を思い浮かべている。
高木 「バ、バカと!?」
ずっとネクタイを握ったまま、壁ドン体勢のままの2人の会話を遮る人物が・・・
「ストーーーップ!!」
止めたのは佐藤刑事。
ヤキモチ妬いて割って入って来た佐藤さんカワイイ
しかも、この顔が凄くカワイイ
佐藤 「な、な・・・何なんですか?」
千速 「何だ・・・女いたのか・・・」
千速 「ホレてるなら離すなよ・・・こんなバカそうそういない・・・」
そう言って、千速さんは重悟さんの方へ行ってしまう。
禁酒中の重悟さんに自分のバイクで家まで送れと言う千速さん。
メットはどうするのかと重悟さんが聞くと、
千速 「忍のを借りればよかろう!私も忍も酒を飲んでしまったからな・・・」
重悟 (バイクで来たなら飲むなよ・・・)
千速 「忍は電車で帰るそうだ!」
千速さんの「よかろう言葉」好きだわ。
バイクで来たなら飲むな・・・激しく同意
眠る小五郎さんの後ろ側を覗き、そこにいたコナンくんに話しかける。
千速 「じゃあまたな少年!」
コナン 「あ、うん・・・」
千速 「今日も大活躍だったな!」
コナン 「・・・・・・・・」
バイクに乗って帰宅途中の重悟さんと千速さん。
さっきのあれは何だったのか尋ねる重悟さん。
あれとは、警視庁の若いのに詰め寄って何か言ってたこと。
あの刑事には驚いた、陣平と同じだったから。
重悟 「陣平って・・・お前の弟、研二の親友の松田陣平か?」
千速 「ああ、あれは私が高3の時・・・」
同級生の忍が3年間付き合ってた彼にフラれたから死んでやるって、自宅のキッチンでナイフを首に当てて大騒ぎしてるところに、高1の陣平がズカズカ入って来て・・・
千速 「いきなり・・・つかんだんだよ!」
千速 「忍が手にしてたナイフの刃を!」
陣平の血がドクドク流れ、ナイフを伝って忍の手にも垂れて来て、忍はナイフから手を離した。
忍の自殺未遂は防げたけど、腑に落ちない。
忍の泣き声が響き渡るキッチンで私は陣平に聞いたんだ・・・
「どうして刃をつかんだ?他にも止める方法はあっただろ?」と・・・
陣平は、「血ィ見た方がわかるだろーがよ!」
陣平 「自分がどんなにクソダセー事やろうとしてたかってなァ!!」
そのケガのせいで陣平はインターハイのボクシングの試合を棒に振ってしまった。
重悟 「とんでもねぇバカだな・・・」
重悟さんの後ろに乗っている千速さんが、重悟さんのお腹が濡れていることに気づく。
濡れた手を見たら、血だった。
重悟 「言っただろ?今朝、強殺の被疑者の家に踏み込んだって・・・」
その時、脇腹を軽く刺されて5針縫ったけど、さっきのラリアートで傷口が開いちまったようだ。
重悟 「まぁ、お前ん家ぐらい余裕で送り届けてやるから、しっかりつかまっとけよ!」
千速 (ここにもバカいたわ・・・)
サンデー14号につづく・・・
今回は痛そうなお話でしたね
ホント、揃いも揃って無茶する人たちばかりだなって思います。
あっちもこっちもケガ人になってたけど、犯人の蕪木さんの動機を知ったら、人は見かけにはよらないんだなって思いました。
チャラチャラのチャラ男に見えたけど、お兄さんの復讐だったんですね。
しかも、被害者の女性はなんと、結婚詐欺師だった
以前、山菜採りの話では男性が結婚詐欺師だったけど、女性の結婚詐欺師って珍しいですよね
高級な革靴って雨の日には向かないんですね。
雨が降ってない日は自分で水までまいていたなんて・・・
親がお金持ちだから働いてないって男性なんか、絶好のカモだったかもしれませんね
犯人、当てた方凄いですね
コメントいただいた時、すごーいって一人で拍手してましたよ
多分、根気よくあのメモをじっと見つめていると、犯人が見えて来るのかな?って思います
折り目が付いてたことに解決編まで気づかなかったけど、折り目で折らなくてもわかったので、自力じゃないけど、事前に解けてたのは嬉しいですね。
犯人には同情できる部分もあるけど、だからって殺人は許されないから、もっと他の方法で訴えることもできたんじゃないかと思い、こんな結果になってしまったことが残念ですね。
高木刑事と松田くんはホント、そっくりだったんですね
似てるというか、やってることが完全に同じ・・・
映画でも高木刑事、こんな感じで無茶するんんでしょうかね
佐藤さんのヤキモチも可愛かったです
千速さんの「何だ 女いたのか」も面白いし、
「ホレてるなら離すなよ」も素敵なセリフですよね。
千速さん、サバサバしててカッコイイ
コナンくん、千速さんに正体バレてますね
正体というか、眠りの小五郎のからくりが・・・
ヤバイバレたって感じのコナンくんの何とも言えない顔が好きです
でも、千速さんならバレても問題ないような気がします。
気づく人はすぐ気づくんですね。
蘭姉ちゃんはコナンくんが必死で誤魔化そうと頑張ってるから、そういう意味では可哀想。
お酒飲んじゃったのはいいけど、重悟さんと会ったのは偶然だから、バイクはどうするつもりだったんでしょうね
とりあえず電車で帰って、バイクは明日にでも取りに行くつもりだったのかな?
いや、誰か他の白バイ警官に頼むのかもしれない。
だって、前回、警官からヘルメットだけ奪って、白バイは歩いて押して行けばいいって可哀想なこと言ってたもんなぁ
結構人使い荒かったりして・・・
忍さんは警察官ではないんですかね
違う感じですね
高校生の時から千速さんとは友だちだったみたいだけど、松田くんのこと忍ぶさんも知ってたから何でかな?って思っていた疑問が解けました。
重悟さんも忍さんのこと知ってましたよね?
千速さんの自宅も知ってるみたいだし、何だかんだといい感じなんだなって思いました
今週もよろしければコメントをお願いいたします
では~