本日発売サンデー28号に掲載されているFILE1113「執事と謎」の感想です。
本日2回目の更新、1回目はこちら
久しぶりのサンデー原作です
今回のシリーズの主役は伊織さん?
では、本編です。
FILE1113、シリーズ第1話、ネタバレしています。
今回は扉絵の前に1ページ
新幹線の中、和葉、平次、紅葉の3人は座席に並んで座り、七並べをしている
今週の扉絵(一部)...
ご機嫌なお嬢様、お戯れはほどほどに♪
普通のコマに見えるかもしれないけど、扉絵です。
狭い電車内で場所を取る七並べなんてできないかと思ったけど、座席の前のテーブルを3つ繋げれば何とかできるのですね
何度やっても紅葉の勝ちらしく、飽きてしまった平次。
前の座席に座ってる伊織がかるたを勧めるけど、
こんな狭いところでかるたなんかできるかボケェ!と言う。
ならばアフタヌーンティーのご用意でも...と伊織。
ちょっと待って💦
大岡家の執事は新幹線の中でアフタヌーンティーの用意ができるんかい?
なぜ、この4人が同じ新幹線に乗っているのか?
和葉ちゃんは蘭ちゃんに大事な話があると言われて東京に行くところ。
平次はその付き添い。
平次はコナンくんから「蘭が絶景スポット探してた」と聞いていて、絶景スポットが気になり和葉について来た感じ。
相変わらず、絶景スポットに敏感な平次
紅葉は「用がないと乗ったらあきまへんの?」と言い、
「明日東京で百人一首の試合があるから、ということにしときましょか?」と言う。
もう1つの疑問、なぜ3人で並んでいるのか?
満席だった座席を平次と和葉はやっと取ったはずなのに、乗ってみたらガラガラ。
他の車両も割と空いている。
不思議がる平次と和葉。
心の中で紅葉は...
平次くんがこの新幹線で東京に行こうとしてるのを伊織が聞きつけて、空いた席をみんな予約して、平次くんが乗車券を買いに来たタイミングで2席だけキャンセルした。
伊織さんはいつも平次の行動を張ってるんだろうか?
空いた席を全部買い占めてまで平次の隣に座りたい紅葉さん。
お金持ちの大岡家にしかできない方法ですね💦
通路を歩いていた男性が缶ビールを誤って伊織さんにぶちまけてしまう。
伊織さんはビールまみれになってしまい、席を離れることに。
平次に紅葉お嬢様のことを頼み席を外す。
「どうぞよろしゅう♡」
と言って、平次の腕にムニュッとしがみつく。
また胸を武器にする紅葉お嬢様。
平次もまんざらでも無さそうな顔だわ。
洗面台の水でビールを洗い流す伊織。
水で洗っただけではシミは落ちないからと言い、袖をまくってごまかす。
袖をまくると右の腕に傷が...
過去を思い出す。
紅葉「小も大を兼ねるんです!ウチを元気に守ってもらわなあきまへんし...」
今より少し幼い感じのする紅葉さんを守った時の傷らしい。
小は大を兼ねる?
洗面台に誰かが置き忘れたスマホが鳴る
伊織が出る。
このスマホの持ち主ではないけど...
と言いかける伊織に相手は、
「お前にかけているんだよ、公安の伊織さんよォ!!」
「おっと今は大岡家の執事だったか...」
「そこにインカムも置いてあるから、それを耳につけてスマホをポケットにしまえ」
誰だかわからない人の指示には従えないと答える伊織。
従う気になるように、紅葉さんたちがいる席の向こうを見ろと言う。
平次と紅葉の座席の後ろの席から血まみれのナイフ🔪を振るいあげる腕が見えた。
電話の相手の指示で伊織さんのスマホは電源を切ってゴミ箱に捨てる。
次に前の車両(14号車)に行くように指示される。
中年の男が眠ってるから起こすように言われる。
この男性は既に絶命してるから起こすのは無理だと答える伊織。
電話の相手は「さっき俺たちが殺したから」と笑っている。
伊織(俺たち?)
「さすが元公安だ、死体を見ても声一つあげねぇ!」
「その男が持ってるはずのUSBメモリーを探して、スマホが置いてあった洗面台に置いて、その死体の横で待ってろ」
「USBメモリーの中身を確認したらお嬢様は解放してやる」
「終点東京まで2時間足らず...お嬢様をその男のようにしたくなければ頑張るんだな」
遺体を確認する伊織さん。
心臓を刺されているらしい。
凶器はさっきお嬢様の後ろで見せた血まみれのナイフ。
遺体に抵抗した痕跡があることから、最初はナイフで脅してUSBメモリーを出させるつもりが抵抗されて思わず刺してしまった。
どこで知ったか元公安の私が乗り合わせてるのに気づいてお嬢様を人質にしてUSBメモリーを探させようとしているというところか...
座席の上に血の付いたボールペンを発見。
何かを書き残そうとしたのかもしれないが、紙のようなものはない。
そこへ犯人から電話が...
まだ見つからないと言うとその男の手荷物の中かもしれないと言う。
その男の席の周りには人がいたので、ナイフで脅して空いてる席に連れ込んだ。
男の本当の席を教えられ、そこへ向かう伊織。
席に置いてあるアタッシュケース🧳が奴の手荷物だ。
鍵が付いているが、元公安なら開けられるだろ?
伊織(簡単に言ってくれる)
クリップを取り出し、口で引っ張って広げて棒状にして、
カチャカチャと簡単に開ける。
簡単に言ってくれると言いながら、簡単に開ける伊織さん
中身は一般的な旅行者の荷物だった。
手帳発見。
表紙の裏に同じ名前の名刺が数枚入っている。
あの男の名刺...
フリーライター 谷川博高
手帳の中は速記文字
早稲田式だな...
最後のページに、
「鶴城疑惑の真相の証拠を入手」
鶴城疑惑とは...
収賄の疑いのかかった鶴城議員の秘書が全ての罪は自分にあると遺書を遺し、投身自殺した。
平次「アンタ、何してんねや?こんなとこで...」
突然平次が伊織に話しかける。
「アンタ紅葉の執事やろ?全然戻って来ぇへんから心配しとったで!」
電話の相手がガキは上手くごまかして追い払えと指示を出して来た。
車内で古い友人と会ったけど、名古屋で下車した後で荷物を車内に忘れたことに気づいたので、その荷物を預かっておいてくれと電話で頼まれたと説明する伊織。
本当にその友人の荷物か開けて確かめていた。
伊織「納得されましたか?」
平次「......」
それを聞いた平次は満面の笑みを浮かべ
「それやったらしゃーないのォ!用が済んだら早よ帰って来いや!」
去りながら平次は電話に出る
「あ、コナンくんか?」
伊織が見てる。
平次「やっぱりオレらの思た通りやで...」
コナン「ああ、間違いねーな...」
次号につづく...
コナンくん、最後の一コマだけだけど、登場して良かったです。
一応、コナンくん主役だからね💦
この話は平次回ではなくて、伊織回ですね。
前回の平次回で伊織さんが元公安だとわかったけど、こんなに早くその続きが描かれるとは思わなかったです。
伊織無我さん(30歳)でしたっけね?
安室さん以上、赤井さん未満の年齢ですが、顔つきは赤井さん顔に近い気がします。
大岡家の執事の伊織無我さん。
テレビドラマ「大岡越前」で医師の榊原伊織役が竹脇無我さん。
昭和生まれにしか通じないと思うけど、最初に名前が判明した時は笑いました
「簡単に言ってくれる」って、誰かのセリフにも似たようなのがあったような...
安室さんも以前、鍵を開けてたことがあるけど、ピッキング🔓は公安の仕事に必要なんでしょうか?
伊織さんは紅葉さんを守って腕に傷を負ったということですかね?
今から数年前のことのようだけど、公安の刑事が執事になった経緯も今回のシリーズで語られるのでしょうかね?
小は大を兼ねる。
気になりますね。
紅葉さんを守ることで、大岡家を守ってることになるって意味でしょうか?
何だろう?
執事になるために公安を辞めてたのだとしたら、確か黒田管理官は大岡家と知り合いだったと思うので、その繋がりで執事になったのですかね?
降谷さんと伊織さんは面識あるんでしょうか?
喫茶ポアロの話で伊織さんが初登場だったと思うけど、安室さんの反応的に元公安のオーラはなかった気がします。
それにしても色々繋げて来ますよね。
最初から伊織さんって公安の設定だったのかなぁ?
平次、伊織さんがこっち見てるから、コナンくんとの電話でちゃんと「コナンくんか?」って言ってて偉いわ
いつもの平次なら「工藤か?」って言いそうだもん💦
後ろの席で血まみれのナイフを振り上げてたのも、遺体が車内に放置されているのも、平次なら全部知ってますよね?
後ろの席のあの気配に気づかないはずないと思います。
コナンくんと一緒に何を調べてるのかわからないけど、その議員の収賄事件についてでしょうかね?
このシリーズはいつも通りの3話で終わるのか、東京に着いてからまた新たな事件が起きるのか、そこも気になります。
今回のシリーズは平次の告白はお預けっぽいですね
まぁ、告るの頑張る話でも、進まないから同じですけどね
では~

