劇場版第20弾「純黒の悪夢(ナイトメア)」の感想を書きます。
上映の終わった映画館も結構あると思うので、もうネタバレ感想を書いても大丈夫ではないかと思います。
DVDが出てから観るという方や、来年の地上波放送まで待つという方など、まだ観てない方への配慮は一切していませんので、閲覧には気をつけてください。
今年の映画は2回しか観なかったというコナンファン失格レベルなので、何十回も観たという方と同じような感想は書けませんので、最初に書いておきます
しかも、初日に観てその2日後に2回目を観たきりなので、細かいところはほとんど忘れてしまったという現実が・・・
※以下、パンフレットの画像を数枚使用しています。
では、ネタバレ感想です
多くのコナンファンが感じたであろう「キャー赤井さんカッコイイ!!」や「キャー安室さんカッコイイ!!」っていう感想を書いてみようと頑張ったんですが、どうもそういうのは書けそうにないので普通にいきます
冒頭シーンから目が離せない展開なのは静野監督らしいなって思いました。
毎年劇場版のコナンくんは超人でも、他のキャラはコナンくんのように超人ではないのに、今年はやたら超人が多いという印象です。
コナンくんはもちろんのこと、赤井さんと安室さん、そしてキュラソー。
超人がいっぱいで映画館の巨大スクリーン向きなストーリーだなって思いました。
赤井さんと安室さんの直接対決のシーンもいいけど、私は最初のカーチェイスの二人が凄くカッコイイなって思いました
周りの車の巻き込まれ率は相当なものだけど、誰一人ケガ人も出てないんだそうですね。
あれだけのカーチェイスを繰り広げて、負傷者0の配慮までできるFBIと公安には脱帽です。
あのカーチェイスの中、安室さんが何度もウインカーを出してた気がするんですが、気のせいでしょうかね?
二人の車のナンバーに注目というのは確認できなかったけど、声優さんお二人のお誕生日になってたのかなって思います。
今年の映画はいつもよりもわかりやすかったと思うんです。
まぁ、コナンにあまり詳しくない人が観たら、また印象も違うのかもしれないけど、何か事件が起きて犯人を捜すとか、そういうのが全くなかったから、純粋に組織編オンリーだったなって思います。
何といっても、子供たちの活躍はとても重要ですね。
小説を読んだという方も多いと思いますが、映画の脚本にあったけど完成した映画にはなかったというシーンに、元太くんがキュラソーの弟にそっくりというのがあるそうですね。
記憶をなくした時に優しく接してくれた子供たちの影響はキュラソーにとって大きいだろうけど、あそこまで子供たちを守ろうと必死になってたキュラソーの想いには元太くんと弟を重ねたものもあったんだろうなって思います。
それにしても、観覧車の列に並んでる時に元太くんが落ちそうなったシーンは怖い
元太くんが重すぎるのか、あの建物の構造に問題があるのか、柵とか何もなかったら落ちちゃいますよね。
もしキュラソーがいなかったらって思うと恐ろしいです。
子供たちから目を離してハトと無邪気に遊ぶ博士のシーンは面白くて好きです。
ああいう天然が許されるのは博士くらいでしょうか?
でも、コナンくん大人に向かってあの怒り方はちょっと失礼
このシーンは予告の時から好きでした。
よく覚えてないんですが、予告とはセリフが違ってた気がします。
蘭ちゃんとコナンくんの関係のように子供のふりをしなくていいこの二人の関係は素のままなので好きなんです。
爆弾解体シーン・・・
ここも凄く印象的ですね。
一番最初に試写会をやったのは大阪だったかな?
その時に試写会に行ったって方から、「3人目のイケメンは松田刑事でした。間違いないのでブログに載せていいです」っていうコメントをもらったんです。
もちろんそんなことブログに書けるわけないし、コメントも承認しませんでしたけど、ショックでしたね。
映画が公開されてこの辺のシーンを観た時、あぁここで松田刑事が出るのか・・・ってわかっちゃったし、安室さんが昔松田刑事に爆弾解体を教わったんだっていうのも観る前から予想できてしまいました。
映画って1回目、2回目、3回目って、回を重ねる毎に注目する場面が変わってくるんですよね。
1回目は余裕がないから細かい部分まで観切れなくて、2回目以降に色々と新発見があったりするわけです。
でも、1回目には1回目にしかない初めてという感動があるんです。
観るもの全てが初めてという感動は2回目以降では絶対味わえないものです。
だから、この感動だけは絶対に誰にも奪われたくないって思うんですけどね。
ブログをやってると難しいですね。
まぁ、そんなのわがままだって言われればそれまでですが・・・
来年が心配・・・
みんなが大好きな赤井さんと安室さんの対決シーン。
とにかくこの映画の影響で安室さんの人気が凄いらしいですね
私はどっちが好きだろうなぁ・・・
色黒が大好きなので、外見的には安室さんかなぁ・・・
中身はどうだろう?
冷静な人よりも、血の気が多くてすぐ感情的になるタイプの方が魅力を感じるけど、
安室さんの方が熱血漢って感じですよね?
でも、赤井さんのように無口なタイプも捨てがたいんですよね。
何より安室さんより断然大人に見えるし・・・
赤井さん、映画の中で原作と同じセリフを言ってましたよね?
あっ、同じだって思った人多いでしょう?
ああいう何気ないファンサービスが嬉しかったりしますね。
ライフル銃を撃つタイミングがなかなかなくて、安室さんに「それは飾りですか?」って言われてたシーンが結構記憶に残ってます。
赤井さんの方が慎重な性格なんだろうなって思います。
とりあえず撃ってから考える人もいるけど、撃つ前によく考えてから撃つタイプ。
今回は2人がいなかったらコナンくん1人ではどうしようもない状況でした。
今年の映画はコナンくんと赤井さんと安室さんの3人が主役なんだろうなって思います。
去年の映画のように怪盗キッド1人が主役じゃなくて良かったです。
そして忘れてはいけないのが、キュラソーの存在。
彼女もある意味主役だと思うので、主役は4人ですかね?
キュラソーは黒の組織にいながらも黒に染まることなく、純粋な心を持った女性でした。
記憶をなくしたから黒い心が表面に出なかったわけじゃないと思うんです。
最後は記憶を取り戻しても、命をかけて子供たちを救いました。
あの真っ白なイルカが誰よりも似合う純粋な人だと思います。
ラストシーンは衝撃的でしたね。
何もあそこまでって思うけど、痕跡を残しちゃマズかったんでしょうかね?
アイリッシュの時はそんなことなかったけど、今回はニュースにキュラソーの顔写真が出てしまったら子供たちがショックを受けてしまうから、仕方なかったのかな?
「真っ黒焦げになっちまった・・・」って言うコナンくんのセリフが凄く印象に残ってます。
それにしても、あの観覧車の壊れっぷりは半端なかったですね。
いくら映画でも、勿体ないって思ってしまいました。
あの損害賠償って誰が払うんですかね?
まぁ、どうでもいいか・・・
今年の映画はラブコメ要素がほぼ0でした。
蘭ちゃんだけが一方的に怒ってるだけで、あの緊迫した状況の中で蘭と園子の行動が浮いてる感じがしました。
ラブコメは来年に期待ですね。
2時間の映画なのに、かなりざっくり感想になってしまいました。
観た直後に感想書いてたらもっと違ってたかも・・・
でもあまり早くネタバレ感想は書けないので仕方ないですね。
ホントは感想書く前にもう一回観に行く予定だったんですけど、時間的に無理でした。
1ヵ月半前に観た記憶だけで書いたので、何度も観てる方とは受けたニュアンスが違うかもしれません。
まぁ、他人の感想だと思って適当に読み流してください
映画を観終わって何色だったかっていうのは・・・
私は「白」でした。
2回とも「白」でしたね。
理由は、何だろう?
観終わった時、真っ白な想いしかなかったのが理由かな?
なんか理由になってないですね
大人になっても純粋な心を持っていたいなって思います。
まぁ、私はもう大人ですけど、
人生の中で色んな色に染まれる余裕があった方が楽しいだろうなって思いました。
そして来年の映画の予告・・・
雰囲気的に「迷宮の十字路」の再来のような感じがしました。
迷宮が桜なら、来年は紅葉。
コナンの映画は季節がよくわからないことが多いけど、今度は秋でいいのかな?
平次のセリフ・・・
「しのぶれど・・・ちゅうことか・・・」
これは百人一首の上の句ですね
正確に言うと、上の句の途中までですけど。
全部通すと、
「しのぶれど 色に出でにけりわが恋は 物や思ふと人の問ふまで」
上の句はわが恋はまで
現代語訳は、
心に秘めてきたけれど、顔や表情に出てしまっていたようだ。
私の恋は、「恋の想いごとでもしているのですか?」と、
人に尋ねられるほどになって。
超ラブコメに相応しい?感じはしますね
楽しみです
※今更の映画感想と、このブログのコメント欄の需要もほぼなくなって来たのを踏まえると、この記事のコメントも多くても4、5件くらいかなと思います。
なので、こちらにいただいたコメントには全て返信させていただきます。
その他の記事も基本は返信なしと書いていますが、コメントが少ない記事には全て返信をしようと思ってます。
思うばかりで遅くて申し訳ありません
昨年の4月から今年の3月のコメント未返信分1200件については、少しずつではありますが返信しています。
どうしてもはかどらない場合は、新規の更新を全てストップして返信に専念するつもりです。
度重なる返信の催促にもなかなか応えられない状態で申し訳ありません
では~